2015.5.11

余熱でほっとけば
できちゃう
「低温鶏レバー」

塩だけでも、薬味と和えても、レバパテにしても絶品です♪

お酒と料理と食べ歩きをこよなく愛する、食ブロガーのツレヅレハナコさん。 これまでにお店や料理研究家から教わってきたレシピは数知れず。彼女が紹介した「桃モッツァレラ(内田真美さんのレシピ)」や「味噌バター白菜鍋(重信初江さんのレシピ)」は、ネットで大きな話題となりました。 そんなハナコさんが『SOLO』のために、夜遅く帰ってきて一杯やりたいとき、一人でもすぐに作れるおつまみと常備菜のレシピを教えてくれる連載です。

血抜きも簡単! しっとりとろける口当たりに

レバーといえば、レバ刺し一択!!
……と言いたいところですが、加熱したレバーも大好きです。
家で食べるなら鶏レバですかね。安くて、おいしくて、鉄分たっぷり。
酒好きには気になる肝機能を高める効果もあるそうだし(大事!)、レバーを買えばハツまでついてくるお得感もすばらしい。 

ただ、問題が3つありまして。
1)見た目がグロい
2)血抜きがめんどくさい
3)なんかものすごくパッサパサになる

……そうなのです。
でもね、1)はあきらめていただくとして、2)と3)はオススメの解決策が!
そのテクを取り入れたカンタン鶏レバーつまみは、私のド定番。
一気に3パック分くらい作っちゃうほど大好き……。

ツレヅレハナコ ひとり呑み ソロ おひとりさま ©ツレヅレハナコ

そのつまみとは、「低温鶏レバー」
沸騰した湯に、血抜きした鶏レバーをジャボンと入れて、一度沸いたら火を止めるだけ。
余熱=低温で火を入れるので、しっとりなめらかな口当たりに仕上がります。
これが冷蔵庫に入っていれば、毎日めくるめく鶏レバ晩酌……

 シンプルにゆでただけなので、そのまま塩をつけて食べるもよし、薬味と和えてもよし、温かいうちにフォークでつぶしてペーストにしてもよし……。
1週間は余裕で日持ちOK。ちょっと貧血気味だなーというときにも大助かりかと!
ちなみにレバーは、納豆やほうれんそうより鉄分の吸収率が高いらしいですよー。

「低温鶏レバー」

ツレヅレハナコ ひとり呑み ソロ おひとりさま

まとめてつくっておけば、アレンジ自由自在! 低温でゆでた鶏レバーは、とろけるような舌ざわりです。

<材料>
・鶏レバー
※余力のある人は、長ねぎの青いところやしょうがを用意しましょう!

ツレヅレハナコ ひとり呑み ソロ おひとりさま

<作り方> 1.鶏レバーを切る
まずは鶏レバーを切って、血を抜きます。
でもこの前、料理研究家の土井善晴先生が「血抜きなんて必要ない。血もおいしい」と、衝撃の発言をしていたので、チャレンジャーな方は試してみては(私も今度、やってみる!)。
鶏レバーを買ってくると、このような感じで入っていますので……

ツレヅレハナコ ひとり呑み ソロ おひとりさま

ハツ(左)と、ふたつのレバー(右)に分けます。

ツレヅレハナコ ひとり呑み ソロ おひとりさま

さらに、レバーの血管を断ち切るように、こう切ります。
ハツも縦割りになるように切りましょう。

ツレヅレハナコ ひとり呑み ソロ おひとりさま

2.血抜きをする
血抜きというと、「牛乳に漬ける」とか、やたらめんどくさい方法が多いのですが、私のオススメは「ボウルでぐるぐる血抜き」!
これねー、簡単なのに確実に血が抜ける(達成感!)。

 大きなボウルに水を張ったら、切ったレバーを入れ、手で一方向にかき回すだけ。
遠心力で、じゃんじゃん血のかたまりが抜けます。
何度か水を変えて、かたまりが出なくなるまでやりましょう。
ハツは、流水で洗うとキレイになりますよー。

ツレヅレハナコ ひとり呑み ソロ おひとりさま

3.ゆでる
鍋にお湯を沸かしたら、水気を切ったレバーを入れます。

ツレヅレハナコ ひとり呑み ソロ おひとりさま

そして、もう一度お湯が沸騰したら、火を止めてふたをする。
このまま15分ほど放置したらできあがり~。

 ちなみに私はお湯だけでゆでてしまうけど、
レバーが苦手という人は、長ねぎの青いところや、しょうがの薄切りを一緒にゆでると、よりくさみのない仕上がりに。

<食べ方>
ゆでたての温かいうちに、塩をつけて食べる!
鶏レバ好きにはコレが最高ですが、好みの香味野菜(パクチー、細ねぎ、しそ、みょうが、しょうがなど)と和えて、ポン酢や、塩+ごま油などで和えると料理らしくなります。
みそ+オリーブオイルや、たたいた梅干しなんかで和えるのもオススメ。
うーん、焼酎くださーい!

 温かいうちにフォークでつぶして、クリームチーズ、おろしにんにくと練り混ぜて、塩こしょうで味をととのえれば簡単レバパテにも……。
もーもー、こっちはワイン泥棒!!
たんまり鶏レバーを冷蔵庫に常備したら、今夜も楽しいひとり呑みをー!

Text,PHOTO/ツレヅレハナコ