2017.5.2

旅先で出会った
水タバコ「シーシャ」で
自分の思考や思い出を整理する

Twitterフォロワー87,000人のあたそさんが出会った「水タバコ」。その魅力とは?

黒髪美人がコーヒー片手に
タバコを吸う姿がかっこいい!

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皆さん、こんばんは。あたそです。
突然ですが、私はSッ気の強い黒髪美女がコーヒー片手にタバコを吸っている姿を街中で見かけると、ぞわっと性欲が掻き立てられます。鳥居みゆきさんがまさにそう。インスタグラムにタバコを吸っている写真をたまにアップしているのですが、最高の女感がすごい。

 でも、女の人って、全然タバコ吸わないですよね。女の人がタバコを吸うだけで、男の人に「タバコ、吸うんだね……。」って言われますよね。あれ、なんなんでしょうね。「そうだよ」以外に、どう答えればいいんでしょうか。

 ちなみに私は、昼食後と酔っ払った時など、嗜み程度に週4本くらい吸います。食事や飲み物は一度ハマると飽きるまでずっと摂取し続けるタイプなんですが、タバコに関しては全く依存しないんですよね。なんでだろう。
「喫煙者のほとんどは、高校生から吸っている」とか「成人するとあらたまって吸う機会がない」というじゃないですか。でも、私が吸い始めたのはここ1年くらいの話で、「シーシャ」と呼ばれる水タバコがひとつのきっかけでした。

 日本ではまだ馴染みがないかもしれないませんが、ニコチンを抜いたタバコの葉をレモンやアップル、モカ、シナモンなどのシロップ漬けにし、その煙を1~2時間くらいで吸って楽しみます。
東京だったら渋谷や新宿、高円寺、下北沢で吸えるお店があるんですが、私は月に一度くらいのペースで、シーシャを楽しみながら文章を書いたり読書をしたりと、カフェの代わりとして利用しています。

 店内は大体が男友達同士、外国人、デートコースとして利用している人がほとんど。女一人で来ているのが珍しいのか、店員さんにも顔を覚えられてしまい、今や世間話をする仲になっています(最近見かけないけど、イケメンでお洒落で、笑い方がちょっと気持ち悪くて可愛い店員さんがいるんだよなあ~……)。

 私が好きなのは、シャンパン味とブルーミスト(スミレ)味ですが、顔馴染みの店員さんがいる時は、大体お任せにしています。吸うと、フワフワする感じ。ちょっと強めのお酒を飲んだ、ほろ酔い状態をイメージすればいいんじゃないかな。

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ヨルダンで初体験、エジプトでどハマりする日々


 私が初めてシーシャに出会ったのは、ヨルダンの首都アンマンでのこと。宿で仲良くなったドイツ人とスペイン人に、「今からシーシャ吸いに行くから、一緒に行かない?」と誘われたのがきっかけでした。
元々存在自体は知っていたんですけど、周りで吸っている友達なんて一人もいなかったので、自ら進んで吸ってみようとまでは思ってなかったんです。
でも、せっかくの機会だったので、面白そうだし、旅先って基本的に暇だからついて行きました。

 イスラム教の人は、基本的にお酒を飲みません(しかも、ヨルダンは酒税が高い!の割に毎日飲んでたけど)。その代わりに、シーシャ屋で水タバコを吸いながら紅茶を飲みつつ、談笑したりします。あとは、「チャット」と呼ばれる葉っぱ―麻薬ではないんですけど―を嚙みながら話をしたりとか。まぁ苦いので、私はあまり好きではなかったです。

 ヨルダンで初めて吸ったときは、「こんなもんかあ」程度だったのですが、エジプトのダハブに2週間くらい滞在していた時にどハマりしました。朝起きて泳いで、そのままシーシャ屋に行って、ご飯を食べて寝る、という自堕落すぎる生活をするくらい。1回150円という安さもさらに拍車をかけ、ほとんど毎日罪悪感に駆られながら吸っていましたね。

 エジプトでは、女性の方がまだまだ地位が低いため、女性が一人でシーシャを吸っているというのもかなり珍しいようで、色んなおっさんに話しかけられたり、時には一緒にテレビのサッカー中継を観たり、果物やお菓子を貰ったりしました。

 最後に訪れた国・トルコでは、自分用のお土産として、バックパックに大きなシーシャを無理やり詰め込んで持ち帰りました。
帰国後、ワクワクしながら自室で吸ってみたものの、煙を吸い過ぎて4~5回ぶっ倒れ、あげく親に処分されるというアホすぎることもやりました。脳に酸素が回りきらなくて倒れたみたいです。頭と足がアザだらけになりました。馬鹿かよ。

少し立ち止まって、記憶を整理できる存在


 言葉の通じない国をたくさん旅行して、色んな景色や建造物に触れ、日本では見ることができないもの・経験できないことをたくさんしてきたはずなのに、ふと思い出すのは、その国々で出会った人との関わりやどうでもいい会話なんです。私の場合は。

 シーシャを吸っていた時間もそのうちのひとつ。日本人の友達と「何もやることないよね」なんて話をしたこと、店員さんにサービスでナツメの実をたくさんもらったこと、一人で吸っていたら目の前のイスに縞模様の猫が座ってくれたこと…そういうなんでもないことを、なんとなく思い出します。

 ある特定のものを見たり、場所に行ったり、懐かしい匂いを嗅いだりすると、思い起こされる体験や記憶の片隅から懐かしい人が飛び出てくるとか、そういう経験って誰にでもあると思うのですが、私にとって、シーシャがまさにそう。匂いを嗅いだり吸ったりする度に、ちょっとした古い思い出が呼び起こされるんです。

 仕事をして、友達と遊んで、嫌なこととか悲しいこともあったりして、そんな忙しい毎日を過ごしているけれど、シーシャを吸っているときはほんの少しだけ立ち止まって昔のことを思い出したり、色々なことを考えたりする時間になっているんですよね。
“シーシャを吸う”という動作でワンクッション置くからか、頭の中の容量に少し余裕ができるのかもしれません。もちろん煙を吸うのが好きになった、というのもあるんですけど。
自分と対峙できる時間があると、作業に没頭しつつ普段の考えを整理することができるので、いいですよ。

 ちなみに、この文章もシーシャを吸いながら書いています。
店はけっこう繁盛していて、たくさん人はいるのに、各々が作業に集中していて、周囲に全く関心がない独特の空気が漂っている。この感じとかが好きなんだよなあ。

Text/あたそ

前回記事<普通に生きて、普通に死ぬだけだと思っていた私がTwitterで変わったこと>もチェック!
あたそさんの生活や友人関係まで変えてくれた、Twitterについてです。

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