2017.8.4

また会う日まで…
うっとりするほど素敵な
盛岡の純喫茶たち

盛岡の素敵な純喫茶を
魅力的な食べ物とともにご紹介。

ずっと訪れたかった街へ

梅雨が明けたのはつい先日だったように思いますが、いつの間にか8月を迎え、夏本番となりました。
子供の頃であれば、永遠にも感じるような長い夏休みのある楽しい季節ですが、こちらをご覧下さっている多くの方は、つかの間の盆休みを心待ちに、今は通学や通勤のため暑い日々を乗り切っているのではないでしょうか?

雨に濡れた紫陽花の画像

ところで、皆さまは夏がお好きですか? 私はとても暑さに弱いため、苦手です。しかし、「夏」という概念にまつわるキラキラとした出来事や風景、食べ物は大変魅力的で惹かれます。
たとえば、いつまでも夜がやってこないように思える長くて甘い夕方。高くて広い空に焼きつけられる夢みたいな色の夕暮れ。目に眩しい緑色の中から聞こえてくる蝉の大合唱。思う存分光を吸い込んで輝く川の水面。心躍る祭囃子と金魚すくい、屋台から漂う美味しそうな匂い……。

 日中出掛けることに消極的になりがちなこの季節ですが、先日思い立って岩手県盛岡市に足を運び、以前から訪れてみたかった店や場所を巡ってきました。

 思い出してはうっとりするほど素敵だった2日間。その中で出会えた純喫茶たちについてお話します。

盛岡駅とはやぶさ新幹線の画像

今まであまり乗る機会のなかった“はやぶさ”新幹線は背もたれがふかふかしていて心地良く、窓の外の田に映る空を眺めていたらあっという間に盛岡駅に到着です。

 外へ出ると心なしかひんやりとしていて東京より涼しく、散策を楽しめそうな予感に気持ちも盛り上がります。

想像よりもさらに素敵だった純喫茶たち

喫茶ママとその店内 喫茶ママ
珈琲六分儀とその店内 六分儀

純喫茶巡りとしては、1日目に「ティーハウスリーベ」⇒「パァク」⇒「喫茶ママ」(盛岡最古の店!)。2日目には「ルビアン」⇒「ふかくさ」⇒「六分儀」⇒「可否館」と、合計7軒赴くことができました。

 十数種類の果物で飾られたアイスティーやロマンチックな名前がつけられたパフェを頂き、縁というものを感じずにはいられない素敵なエピソードを伺い、

「ティーハウスリーベ」の店内と名物の「ティーパンチ」 ティーハウスリーベ名物の「ティーパンチ」

ステンドグラスが美しい、ひんやりした店内でワインゼリーにうっとりしたり……。

喫茶店「可否館」と美しいステンドグラス ステンドグラスが美しい「可否館」

また、川のほとりにある店、植物に覆われた店、どれも欲しくなってしまう工芸品屋の敷地内にある店とロケーションも様々でした。

植物に覆われた喫茶店「ふかくさ」と屋外席 中津川沿いにある「ふかくさ」

外観や店内の素晴らしさ、思わずため息が出る美味しい食事や飲み物はもちろん、何よりも印象的だったのは接して下さったお店の皆さまたちでした。

「パァク」の店内と「アルペン物語」と名付けられたソフトクリーム 「アルペン物語」と名付けられたソフトクリームが印象的な「パァク」

愛情あふれる話、穏やかな口調、やさしい笑顔はあっという間に盛岡を好きになってしまう十分な理由に。

 遠くの街のなかなか行けない純喫茶たち。またお会いできるその日まで、お店の方々が元気で過ごされますように。それまではまたいつも通り、日常の暮らしやその中にある純喫茶たちを愛おしんで過ごしていくのです。

 外は気温が高く、室内はひんやりとしていて体感温度の差が激しい日々。こちらをご覧の皆さまは体調を崩されませんよう…。
暑い日々に少し疲れたら、過ごしやすい盛岡の街へお出掛けされるのはいかがでしょうか?

Text/難波里奈

前回記事<純喫茶を愛する人の願いが叶いますように…七夕の短冊を眺めて感じたこと>もチェック!
「ライフ」はふらりと寄れる素敵な純喫茶。