2017.12.5

月曜が来るのがそんなに嫌じゃない。
退屈な職場をやめて1ヶ月経った今の手応え

どうせ働かなければいけないのだから、
月曜日が来ることを嫌に思わない仕事をしよう。

転職して1ヶ月が経った

ペンを持ちながらデスクで考え事をしている女性の画像 by Kaboompics // Karolina

今の会社で働き始めてから、1か月が経過した。入りたての頃は何をしていいのか分からず、毎日バタバタと時間だけが過ぎていっていたような気がしていたけれど、最近は力の抜き方を少しずつ覚え始めて、自分がやらなければならないこと、どこを目指せばいいのか、などが分かってきた。
実は、私は前職も前々職もすぐに辞めてしまっている。だから、今度も肌に合わなくて、すぐに逃げたくなってしまったらどうしようと思っていたけれど、今のまま会社の方向性が変化せずにいてくれたら、ずっと頑張っていける……はず。幸い、いい人達ばかりで、週に何度も飲み歩いている。社員は前職の何倍、何十倍も多いのに、色々な人が私に声を掛けてくれるようになった。

 以前、ひとり暮らしを始めたことについてのコラムでは「ちゃんとひとりで生きていけるようになりたい」と書いた。ひとり暮らしをはじめること、そしてひとりでいることを楽しむ基盤として、きちんとした仕事に就いて生活できるだけの金銭の余裕があることは、かなり大切だと思っている。まあ、こんなこと最近になってやっとひとり暮らしを始めた人間に言われても説得力がないかもしれないけれど。

 口癖のように「働きたくない」と私は言う。けれど、絶対に叶わないことを知っている。女性には結婚という手段があるから働かないことは可能かもしれないけれど、専業主婦をひとり雇えるくらい年収の高い男性が私のことを好むとは思えないし、そもそも結婚できる気がしない。そして、家事・育児全般が向いていないので、専業主婦になるくらいなら働いていた方がマシだ! と幼い頃から考えていた。だから、私のいう「働きたくない」は、「空を飛びたい」とか「佐々木希になりたい」とほぼ同義だ。まあ、働きたくないという気持ちは佐々木希になりたい気持ちよりずっと強烈なんだけど。

月曜が来るのがそんなに嫌じゃない


どうせ、私は働かなければならない。だったら、できる範囲で頑張りたい。自分の力を試したい。自分の能力をどんどん成果とお金に換えて、自分の生活がもっと楽しくなるように工夫をしていきたい。どうせやらなきゃいけないなら、人から評価されるようになりたいし、もっと力を身に付けていきたい。平日の1/3以上を仕事に費やさなければならないのなら、何らかの意味を持っていたい。

「働くことは辛くてつまらないことだ」と言う人がいるけれど、そんなのは嘘だ。辛い仕事は、人間関係がうまくいっていないからだし、つまらないのは自分の成果が正当に評価されていないからじゃないかと思う。あとは長時間労働とか福利厚生がちゃんとしていないとか、色々な理由があるかもしれないけれど、「辛い」「つまらない」のは仕事という側面ではなくて、要素の一部なんじゃないかと私は思う。会社の人と一緒に仕事をすることに意味を持っていて、自分の能力に何らかの形できちんと対価が支払われるなら、自然と仕事は楽しくなる、はず。たぶん。

 だから、私は退屈な仕事を辞めることにして、転職をしようと思った。前職はすぐに辞めてしまったけれど、幸い次の仕事はとてもいいタイミングで見つかった。
お給料も少し上がったし、今後の頑張り次第ではもっと上げてくれるらしい。残業にはうるさくて、あまり職場に残ることができない。人間関係も、確かに合う人・合わない人はいるけれど、悪くはないと思っている。私が仕事に求める条件を、今のところはすべてクリアしていて、楽しく働くことができている。

 今の仕事は自分よりもずっと能力のある人が沢山いて、気が付けなかったことや知らないことを日々学習しつつ、毎日せかせかと働いている。馬鹿みたいなイージーミスもするし、人に助けられてばかりいる。でも、何年、何十年後になったとき、もっと広い範囲で仕事ができるようになって、生活面だけではなく、仕事の面もひとりでなんでもできるようになれればいい。

 とりあえず、今は月曜日が来ることがそれほど嫌ではないので、この気持ちがずっと続けばいいな、と思っている。


Text/あたそ

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自分の生活ぐらい自分で責任を持ちたいから、とんでもないことだって勢いで決めてしまおう。